江戸時代の江戸東京の風呂敷利用法をリアルにフィギアで再現



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今回の話題は「江戸時代の風呂敷利用法をリアルにフィギアで再現」についてです。

 

江戸時代の江戸(今の東京)は火災が多く発生しました。

それは建物の素材と街の構造に関係があります。

家屋の素材は木と紙と草からできていました。街の構造は建物が密集し隣家と近い長屋が多かったことなどが挙げられます。

 

江戸の火消し「い組」が火災現場へ向かっています。フィギアから緊迫した様子が伝わってきます。

 

家屋の素材と構造から、瞬く間に市中に燃え広がる事から、火元に近いお宅では着の身着のままで身を守る事に精一杯。
少し時間に余裕がある方々は家財道具を持って逃げる様子がフィギアで再現されています。

 

タンスごと運ぶ人、そして人々が背負ったり、肩に乗せたり、手にしているのは風呂敷です。

家の中から風呂敷に包んだものを火から守るために外に投げ出しだのでしょうか?軒先の道にも風呂敷包みが転がっています。

 

火災から逃げる時に、慌てて風呂敷を背負ったまま、腰を抜かしたのでしょうか?転倒したのでしょうか?このような人々も再現してあります。

 

これは江戸時代の江戸(今の東京)の火災の緊迫した様子が絵に残されており、それを忠実にフィギアに再現したものだということです。

 

風呂敷利用法がこの様子からも理解することができます。

風呂敷は物を包んで保管する、運搬する役目を担っていて、災害時にも役立ち、風呂敷で持ち運んでいた様子が伺える資料です。

写真:東京都消防博物館にて撮影

 

 

風呂敷を通して日本の歴史、江戸時代の江戸東京の人々の暮らしぶりの理解が深まりますことを願っております。

 

文章・写真:風呂敷アテンダント(風呂敷紹介人)土肥原くに子

 

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