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今回の話題は、七海多文化の学校放送vol.40 臨時放送 #shorts「ご遠慮くださいの意味」についてです。
※七海多文化の学校放送40回目 臨時放送「ご遠慮くださいの意味」については#shortsのみの放送になります。
最近「ご遠慮ください」という言葉に誤解があるようです。これだけお聞きになった方は驚かれた方も多いのではないでしょうか?
例えば、駅などで「ここ(このベンチ)で飲食はご遠慮ください」等と張り紙を見かけることがあります。この「ご遠慮ください」は、「しないでください」「してはいけません」という「丁寧な禁止の表現」です。
しかし、この「ご遠慮ください」を「少しくらいなら大丈夫、遠慮しながらすれば大丈夫」と誤解している方も、最近いらっしゃることがわかりました。
それは、若い年代や日本語初級者の方々などに多いように感じています。
この誤解を防ぐには、伝える側の工夫も必要で「飲食は禁止です」など不特定多数の方々に向かって情報を発したい場合は、はっきり表現・誰にでもわかりやすい表現にした方が効果的なのかもしれません。
ただ、この場合は個人的には「日本語表現独特の気配りや奥深さ」が失われてしまうようにも思いますが、意図が伝わらないと困りますので言葉は「機能優先」にしなければならない時代なのでしょうか。
伝える側も上手に伝えることの工夫や呼びかけする相手(対象)は誰か等を考慮して、お互いより良いコミュニケーションが図れますことを願っています。
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