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今回の話題は、日本文化 外国人向けオンライン風呂敷講座 8月上旬2日目についてです。
外国人向けオンライン風呂敷講座 8月上旬1日目については8月6日に掲載いたしました。まだご覧頂いていない方1日目からご覧いただけますとお話がわかりやすいかもしれません。
2日目は風呂敷の古典文様についての外国人向け講座でした。
8月上旬に開催したオンライン風呂敷講座1日目にストレートなご意見も頂いていたので数点で飽きてしまうかな?と様子を見ながら進めました。
しかし、予想外!
想像を超えて興味をもってくださいました。ZOOMカメラに近づいてじっくり文様を観察・見入ってくださいました。
「先生の話はおもしろいです!」
「古典文様の紹介は説明だけでなく、アクティビティーをさせながら、文様の説明をしてくれるので、良く頭に入ります。多分今日の話は忘れないと思います」等と途中でこんな言葉も飛び出しました。
この後に文様の他にも別の風呂敷講座内容も考えており、「では、次に〇〇をしましょう」と話したところで「先生、古典文様の話をもっと勉強したい」と話がまとまりました。
古典文様についてはたくさんやり過ぎてもいけない、古典文様にそんなに興味はないだろうと予想していましたが…。想定外の反応でした。
リクエストにお応えして予定していた以外の風呂敷の文様もご紹介しました。
日本の古典文様の話を聞き、自分の国にも同じようなストトーリーがあることを話してくれました。「では今の話は、国が違っても〇〇文様の意味とだいたい同じですね?」と問いかけると嬉しそうに話の続きをしてくれました。
受講生は自国にある様々な話と日本の古典文様の意味等、共通点発見し、前回のオンライン講座の1日目とは裏腹に嬉しくなってしまったようです。
人は共通点を見つけると嬉しくなる、親近感、連帯感、幸福感が増すという事の証明になった気がしました。
少し話がずれますが、どちらの偉人が言ったのか忘れてしまいましたが、人との違い探しよりも共通点探し。人の欠点探しよりも長所を探す方が、人間は楽しく生きられるのだ。という言葉を思い出す一場面でもありました。
「先生は古典文様の風呂敷を何枚持っていますか?」
「どの古典文様が一番好きですか?」
「私(受講生)は、〇〇文様が好きです。」
「先生、古典文様だけの風呂敷を使って風呂敷の展覧会をやってください。そして古典文様風呂敷の展覧会をライブ配信してください。みんな見たいです」等々との声も。
「いえいえ、そんなに古典文様の風呂敷をたくさんは持っていないんですよ、でも近いうちにライブでオンライン風呂敷講座は挑戦しましょうか。」と返答。
「先生、日本の古典文様の話のライブをビデオに撮って、会社のホームページにアップしてください。私たちは時々見ます」と。
すっかりマネージャーがたくさん出来たようで嬉しくなりました。
日本文化 外国人向けオンライン風呂敷講座を通して日本への理解が深まりますことを願っています。
書いた人:土肥原くに子