日本の商品 日本の伝統的工芸品 美濃和紙(みのわし)が小学生テストに出題

上:岐阜提灯(ぎふちょうちん)長良川の鵜飼の様子が描かれている。

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今回の話題は、日本の商品 日本の伝統的工芸品 美濃和紙(みのわし)が小学生テストに出題についてです。

 

昨年は全国の小学生を対象としたテストで5年生の社会の問題に高知県の伝統工芸品「土佐和紙」についての問題が出題されました。

今年も引き続き全国の小学生を対象としたテストで5年生の社会の問題に伝統的工芸品の和紙が出題されました。今年は岐阜県の美濃和紙でした。

 

1問は美濃和紙で作られた団扇(うちわ)について。

もう1問は、美濃和紙で作った「岐阜提灯(ぎふちょうちん)」。その中でも「盆提灯(ぼんちょうちん)」が使われる年中行事の説明についてでした。

 

「岐阜提灯(ぎふちょうちん)」と言えば「細い竹ひご」と「美濃和紙(みのわし)」をふんだんに使い、自然界にある草花などを繊細なタッチで描かれていることが多く、日本国内では提灯の最高ランクとして知られ、海外ではインテリアの提灯として「岐阜提灯(ぎふちょうちん)」が人気のあるようです。

 

詳細は岐阜提灯協同組合のサイトをご覧下さい。
<外部サイト>

岐阜提灯協同組合のサイト

https://www.gifu-chochin.or.jp/learn/

上:岐阜提灯ではありませんが写真のような脚付きの盆提灯もお盆には飾る。

日本三大和紙は、福井県の「越前和紙」、岐阜県の「美濃和紙」、高知県の「土佐和紙」です。昨年は土佐和紙の出題、今年は美濃和紙、次は越前和紙の出題があるのでしょうか?

 

日本の和紙が2年連続で小学生のテストに出題された理由については、次世代に知って貰い使って貰いたい、次世代への継承が急務であることを伺い知ることができました。

 

また、和紙の原料となる「こうぞ」「みつまた」「とろろあおい」等の工芸作物の栽培も次世代に繋いで行かなければならない日本の農業の課題でもあるように考えます。

 

地方ではお盆は8月ですが、東京では7月(7/13~16)がお盆です。来月は地方よりも東京はひと月早い盆行事があります。東京がひと月早い盆行事を行うことには諸説あります。

この7月、8月のお盆の機会に子供達が岐阜提灯(ぎふちょうちん)を目にする機会があるといいですね。

 

日本の和紙を通して日本への理解が深まりますことを願っています。

 

 

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