日本の伝統文化 2023年1月9日は成人の日


日本をまとめてご案内しているにほんあいサイトです。

本日もにほんあいBLOGにアクセスして頂きましてありがとうございます。

 

今回の話題は、日本の伝統文化 2023年成人の日についてです。

 

 

●日本の成人の日

日本の成人の日は1948年公布・施行の祝日法によって制定された。制定から1999年までは毎年115日でした。2000年からハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月第2月曜日となりました。つまり、その年の18日から14日までのうち月曜日に該当する日に変更されました。今年2023年の成人の日は19日(月・祝日)になります。

(参考資料:Wikipedia

 

 

●日本の成人年齢

今までは20歳でした。民法改正により202241日から18歳に変更になりました。

 

 

●日本の成人にできること

契約行為などができるようになります。具体的には携帯電話、クレジットカード契約、不動産契約等は保護者の同意なしでできます。選挙権は2016年から満20歳から、満18歳から投票ができるように変更になりました。飲酒、喫煙は20歳からと今までとは変更はありません。ご注意ください。

 

 

2023年成人式

202241日から日本の成人年齢の変更に伴い、今年は初めての成人の日を迎えます。2023年日本の成人の日は19日(月・祝日)です。

ここで問題になったのが18歳、19歳、20歳の3学年が成人の日を迎えることです。日本では区市町村で成人をお祝いする「成人の式典(名称は様々です)」が行われます。3学年を同時に対象として式典を行うかどうか?

18歳というと日本では高校3年生です。1月は大学受験のシーズンのど真ん中です。現実的に受験勉強で忙しい時期ですので難しいですね。

区市町村によっても違いがあるようですが、多くは20歳を対象にした祝典を19日の成人の日に行い、そして19歳、18歳と時期をずらして行うようです。

 

 

●日本の成人式の式典には何を着て行くの?

伝統的には晴れ着、華やかな着物や華やかなドレスを着ることが多いですが、区市町村によっては「平服」で式典に参加してくださいという通知が来る場合もあります。「平服」と言ってもジーンズで行く人はいません。スーツを着て式典に参加します。

 

 

●日本の成人式には何をするの?

式典では区市町村の首長、来賓などのから祝辞が述べられます。そして新成人代表が新成人としての違いの言葉や式典開催のお礼の言葉を述べます。

式典が終わると久しぶりに会った同級生と食事に行ったりする人もいます。又、自宅やレストラン等におじいさん、おばあさん、親戚等を招いて「皆さんのお蔭でここまで成長できました。ありがとうございました。」等と新成人と両親が御礼を言いパーティーを行う場合もあります。

 

地方によっては「晴れ着」を着て、子供の頃からお世話になったご近所のお宅へも両親と一緒に挨拶に行く場合もあります。玄関先で新成人は「お蔭様で成人式を迎えることができました。これからもよろしくお願いします。」等とあいさつをして、紅白のお饅頭等をお渡しします。

 

新成人になった人は、おじいさん、おばあさん、親戚等から「お祝い(現金や品物)」を貰います。

 

区市町村によっては式典をテーマパークや遊園地で行い、新成人にはジェットコースター等遊具の乗り放題の無料のパスが配られる場合もあり、式典の後には同級生と1日楽しみます。

 

 

●新成人になった人に何と言えば良いの?

「ご成人おめでとうございます」が一般的でしょう。

 

 

●最後になりましたが、新成人となられた皆様へ

ご成人おめでとうございます。

成人を迎えるまで深い愛情で育ててくれた親御さんや周りの方へ成人の日に感謝の言葉を伝えましょう。

新成人としておとなの仲間入りをされたわけですから、意を新たに自分のために目標を定め前進し、そして社会のために役立つ勉強、仕事を励まれることを期待しています。

 

 

成人式には着物・振袖を着ます。帯の結び方も華やかに結びます。


成人式の日の式典に出席する男性はほとんどはスーツですが、羽織と袴姿の人もいます。

地方によっても異なります。


日本の成人の日は1月ですから、東京でも雪が降ることがあります。

豪雪地帯では成人式は1月に行わず、雪の無い3月や5月頃に行う区市町村もあります。