日本で9月9日は五節句のひとつ「重陽=ちょうよう」菊の節句

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今回の話題は「日本では9月9日は重陽=ちょうよう」菊の節句です。

 

 

Q:日本の「五節句=ごせっく」とは何?

 

●人日(じんじつ)→1月7日 七草の節句

●上巳(じょうし)→3月3日 桃の節句・ひなまつり

●端午(たんご)→5月5日 菖蒲の節句

●七夕(しちせき)→7月7日 笹の節句・たなばた

●重陽(ちょうよう)→9月9日 菊の節句・

(出典:Wikipedia)

 

 

Q:日本の「重陽=ちょうよう」とは何?

 

重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、旧暦の9月9日のこと。中国、香港、マカオ、台湾、日本、ベトナムにおいて伝統的な祝日であり、後漢(西暦25年)以前の文献で確認されている。日本では旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。

(出典:Wikipedia)

※今年の旧暦の「重陽=ちょうよう」は10月4日です。

 

Q:「重陽=ちょうよう」「菊の節句=きくのせっく」に何をするの?

 

昔は菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだそうです。

現代では、食用菊を食べたり、和菓子店に並んでいる菊の花の形をした和菓子を食べて季節の移り変わりを感じることもあります。

 

また、日本各地で菊の花に関するの展示イベントなどが開催されます。

 

有名なのが福島県二本松の「二本松の菊人形」です。人形に着物などに見立てて菊を栽培します。どれだけの技術と手間がかかっているのかと驚くでしょう。開催は旧暦の重陽=ちょうように合わせた日程のようです。詳細は下記をご覧ください。

 

令和4年『第66回二本松の菊人形』の開催について

外部サイト 二本松市観光連盟

https://www.nihonmatsu-kanko.jp/?p=4879

 

最後に食用菊で料理された菊のおひたしを紹介します。

砂糖と酢などで味付けされる場合が多いです。

 

一般的な食用菊のおひたし

貴重な食用菊「もってのほか」という紫色の菊のおひたしです。

「もってのほか」という食用菊の由来は「天皇家の御紋である菊の花を食べるなんて、もってのほかだ」…ということから名前が付いたと、この菊のおひたしを作ってくださった板前さんにおしえていただきました。

 

食用菊の花びらを軽く茹でます。

酢を中心としたお店独自の調味料をかけると色が鮮やかな紫色に変わりました。

本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

日本の行事を通して日本理解が深まることを願っています。