日本の食文化2- 枝豆(えだまめ・EDAMAME)

枝豆・えだまめ・EDAMAME

近年、枝豆(えだまめ)は“EDAMAME”として世界共通語となりつつあり、日本の食文化の代表でもあるえだまめです。

 

枝豆の種類は大きく分けると「白毛豆(青豆)」「茶豆」「黒豆」の3種類があり、枝豆の品種は400種類以上も存在します。

地域によっては地域の名前等が付いた「ブランド枝豆」も多く栽培されています。

 

枝豆が熟すと大豆になります。

大豆は豆乳・豆腐の原料です。

枝豆は大豆の熟す前の青い状態で食べているのですが、このことを知らない方も多く、聞いて驚く方も多いようです。  

 

↓茹でた 枝豆・えだまめ・EDAMAME

より美味しくなる枝豆の茹で方

・枝豆を毛を取るようによく洗います。

・鍋に入れて塩でもみます。

・塩を洗い流さないまま、水を加えて鍋にふたをします。

※水の目安は大きな鍋でカップ1杯くらいです。

・沸騰したら、焦げないように何度もなべを振ります。

・水分がなくなったら水を足します。

・「茹でる」というより「蒸す」といった感じです。手で固さを確認。指で潰して固さを確認します。お好みの固さになるまで繰り返します。

この方法で枝豆を調理するとより甘みが増しておいしくなりますのでお試しください。

丹波黒大豆枝豆(たんば くろだいず えだまめ)

下の写真はブランド枝豆の代表格!丹波黒豆枝豆です。

黒枝豆とは、おせち料理などに出てくる「黒豆」を完熟前で収穫したものです。

↑成熟すると、さやの表面は黒大豆独特な黒っぽい色になります。

↑さやの中からは、ポリフェノールがたっぶり含んでそうな「黒大豆枝豆」が出てきました。

枝豆は年間を通して冷凍食品があります

日本の枝豆の旬は春~夏です。栽培地域と品種によっても異なります。

旬以外の季節、枝豆を食べたい時には冷凍食品を買うのが一般的です。

しかし、枝豆の生産量の多い地域(特産物が枝豆の地域)の方々は、枝豆の冷凍食品を買うことに抵抗感があるようです。理由は地元の美味しい枝豆の味を知ってしまっているので冷凍食品を買う気になれないということです。

枝豆の生産地に住んでいる方は幸運ですが、それ以外は1年を通して、冷凍食品の枝豆を買って食べることが多いです。冷凍食品の良い点は一年中同じ品質の枝豆が食べられることと、冷凍食品は既にゆでてあるので、自然解凍又は電子レンジで温めるだけで手間がいらずだからです。

↑セブン&アイ プレミアム 冷凍 塩味えだまめ

↑セブン&アイ プレミアム 冷凍 塩ゆで茶豆

↑塩ゆで えだ豆

↑ファミリーマート ファミマル 塩味枝豆

↑ イオン TOPVALU(トップバリュー)

↑ ファミリーマート ファミマル ゆでた枝豆。

冷凍ではありません。このまま食べられます

枝豆料理のご紹介

1、炒め物・・・ゆでた枝豆をさやから出して炒め物に入れます。

 

2、天ぷら・・・ゆでた枝豆を天ぷら(=他の野菜と併せてかき揚げなど)にすると色どりが綺麗です。

 

3、枝豆アレンジおつまみ・・・ゆでた枝豆の両端をハサミで切り落とし、熱したフライパンに入れます。そこにオリーブとアンチョビのみじん切りを加えて、お好みで塩とこしょうで味付けする。

手が汚れるので箸を使って食べます。

 

4、枝豆の卵焼き・・・ゆでた枝豆を卵焼きにいれます(お弁当に入れると色どりが綺麗です)。

 

5、枝豆スープ・・・ゆでた枝豆をミキサーでペースト状にする。水と牛乳又は豆乳をいれ、コンソメスープの素を入れると枝豆スープになります。お好みで生クリーム、塩、こしょうなどを混ぜる。

※詳しい作り方は、枝豆料理のレシピ等を検索してください。

耳寄り情報 にほんあい編集部

緑の枝豆は野菜成熟した大豆は豆類。とても驚いた記事でした。下記にご紹介します。

 

外部サイト 独立行政法人農畜産業振興機構ホームページ「えだまめ」

https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/0809_yasai1.html